- 2008-06-10 (Tue) 14:41
- テクノロジ
7月11日にソフトバンクからiPhoneが発売されると発表がありました。
今回発売されるiPhoneは現行のタイプと違い、3Gに対応した新モデルとなります。
というわけで、携帯電話関係のお話を少ししようと思います。
上で3Gと書きましたが、このGはジェネレーション、すなわち携帯電話における通信方式の世代の事です。
つまり、現行のiPhoneは2Gであり、3Gに対応したモデルが日本で発売されるということです。
ちなみに、日本における3G方式にはソフトバンクとドコモが採用している「W-CDMA」とauが採用している「CDMA-2001X」の二つがあります。
ここで、2つの疑問があがります。
「なぜiPhoneは当初2Gで発売されたのか?」ということと、「なぜ2Gモデルは日本に輸入されなかったのか?」ということです。
まず一つ目からいきましょう。
そもそも日本という国は携帯先進国であり、3G方式が世界で最も普及している国です。
我々の感覚からいくと、FOMAやsoftbank3Gのような3Gフォンが当たり前ですが、米国ではいまだ2Gも多くのシェアを占めています。
さらに、apple社のCEOであるスティーブ・ジョブズ氏によれば3G用の部品というのは当時まだ小型化が不十分で、iPhoneに要求される小ささを満たせなかったというのが氏がiPhoneを2Gで展開することを決定した理由だそうです。
次に、二つ目の疑問ですが、実は日本と米国では採用されている2Gの通信方式が異なります。
日本で採用されていた通信方式は「PDC」と呼ばれるNTTが開発した通信方式であり、欧米で採用されているのは「EDGE」と呼ばれる方式です。
つまり、日本で発売しようと思っても物理的に通信が不可能であるため、全く意味がないということになります。
今回発表されたiPhoneは「W-CDMA」に対応した製品であるため、ソフトバンク社及びドコモ社の通信網を利用して使用することができます。
ちなみに、通信方式さえ同じであれば理論的には世界中のどのキャリアでも使用することができるため、ドコモと契約してiPhoneを使うということもできます。
というかドコモとソフトバンクの端末は全て双方のキャリアで使用可能です。
が、通常「SIMロック」と呼ばれるロックがかかっているのでできません。
ただし、世の中にはそういったロックのはずし方を研究する人達も大勢いて、新製品がでてもあっという間にロックのはずし方がネットで公開されてしまいます(iPhoneも発売からわりとすぐにはずし方が公開されていました)。
興味のある方はまあ、グーグルさんにでも聞いてみるといいでしょう。
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